1月の北海道は、西高東低と呼ばれる冬型の気圧配置が持続するため日本海側では雪が降りやすく、最も寒い時期に。
そんな北海道へ1月に初めて訪れるという方は、「北海道の1月の気温ってどれくらいなの?」「どんな服装で行けばいいのかわからない!」とコーディネートに迷ってしまいますよね。
特に北海道は広いので、道内でも行く場所が変わるだけで全く別の県のように気温差があります。
さらに、1月の北海道といえば1年でもっとも寒い時期なので、しっかりとした防寒対策が必要。
フード付きのコート、ダウンジャケットに防寒用の帽子なども必携となってきます。
当サイトでは、札幌市を中心に旭川・函館・釧路など道内の気温差についても解説します。
まずは1月の北海道の平均気温について過去のデータを元に説明するので、すぐに1月のおすすめコーデを画像でチェックしたい!という方はこちらからご覧ください。
最後に1月の北海道を満喫するための現地情報もまとめているので、あわせて参考にしていただけると嬉しいです♪
〜もくじ〜
1月の北海道の平均気温はどれくらい?
こちらの画像は、AccuWeaherによる2018年1月の北海道札幌市の月間気温です。

グラフを参考にすると、札幌市の1月の場合は平均最高気温が0℃くらい、平均最低気温が-8.0℃くらいというところでしょうか。
気象庁のデータによると、2018年の北海道の1月の気温はこのようになっています。札幌・旭川・函館・釧路の4箇所と東京の1月の気温と比較してみてください。
北海道の1月の気温(℃) | |||||
2018年 | 平均気温 | 月間気温 | |||
日平均 | 日最高 | 日最低 | 最高 | 最低 | |
札幌 | -2.6 | 0.0 | -5.5 | 5.9 | -12.7 |
旭川 | -5.8 | -2.3 | -9.8 | 4.0 | -18.2 |
函館 | -1.8 | 1.2 | -5.4 | 6.9 | -13.7 |
釧路 | -3.2 | 0.7 | -7.7 | 5.7 | -14.6 |
東京 | 4.7 | 9.4 | 0.6 | 16.0 | -4.0 |
1月の北海道は日中でも気温が低く、夜はどこの地域でも氷点下を下回っています。
表を見ると、道央の札幌と旭川でも気温差があるのがわかります。
観光地として有名な道南の函館は対馬暖流の影響を受けているため、北海道の中では最も温暖な気候とも言えます。
表を見ると、道央の札幌と旭川でも気温差があるのがわかります。
観光地として有名な道南の函館は対馬暖流の影響を受けているため、北海道の中では最も温暖な気候とも言えます。
反対に道東の釧路の沿岸部は一年を通して冷涼で、夏でも20℃に満たない日が多いです。しかし内陸部では30℃以上の真夏日を記録することもあります。
ここからは札幌市の気温を細かく見ていきますが、北海道は東京都の約36倍の広さと言われるほど広いので、旅先ごとに気温チェックを忘れないようにしましょう。
1月上旬の北海道札幌市の気温
北海道の1月は、12月と同様で北海道内全ての地域で雪が積もり、一面の雪景色に。
気温もかなり下がり他の地域では経験できない気温になるので、防寒対策をしっかりとしましょう。
気温に関しては2018年は1月に最高気温5.9℃、最低気温-12.7℃という日がありましたが、一般的には最高気温が0℃前後、最低気温が-5.5℃前後くらいと考えておけば良いでしょう。
参考までに、2018年1月1日の最高気温は3.0℃、最低気温は-2.6℃、1月10日の最高気温は0.4℃、最低気温は-4.0℃でした。
1月中旬の北海道札幌市の気温
1月の中旬も、上旬とさほど変わらず日中の気温も氷点下に近い低い気温の日が多くなり夜間は-5度前後の気温も珍しくなくなります。
最低気温がマイナスとなる日が多くなるので、しっかりと防寒対策が必要。
2018年1月15日の最高気温は3.3℃、最低気温は-5.0℃、1月20日の最高気温は2.6℃、最低気温は-.5.6℃でした。
1月下旬の北海道札幌市の気温
2018年1月25日の最高気温は-3.5℃、最低気温は-12.7℃でした。
1月の下旬にもなると1年の中でもさらに寒さが厳しくなるので、厚手のアウターやヒートテックなどの寒さ対策が必要に。
できるだけインナーや小物でしっかりと防寒するように気をつけましょう。
2018年1月31日の最高気温は-3.2℃、最低気温は-10.3℃でした。
とはいえ、気温だけ見てもどんな服装をすればいいのかピンとこないですよね。
そんなあなたのために、画像付きで1月の北海道にぴったりな服装をご紹介します。
1月の北海道におすすめの服装は?
北海道札幌市の1月の平均気温は2018年が-2.6℃ということで、2.5℃前後に対応できる服装を意識しましょう。
1月の北海道におすすめのアウターは?
アウターはダウンでとことん防寒!
1月の北海道は雪が降るので、やはりダウンが最強です!
ダウンジャケットは、撥水性に優れているので1月の北海道でも安心。
黒のシンプルなダウンジャケットにフードパーカーを合わせると、抜け感のあるコーデが完成しますよ。
せっかくの観光だし、女性らしいコーデがしたい方におすすめなのがベージュ系のダウンジャケット。
ベージュのダウンコートは、優しい雰囲気に見えるから大人女子コーデにも最適ですよ。
もっともっとキュートにおしゃれしたい!という女子にはピンク系のダウンジャケットも。
防寒もできておしゃれも忘れない、デートコーデにも最適なアウターですよ。
ロングダッフルコートも防寒対策におすすめ!
ロングタイプのダッフルコートも生地が厚くしっかりとしているので、1月の北海道におすすめです。
ロングコートだから足元まで暖かく、雪の降る日でも安心ですね。
淡いピンクのロングダッフルコートは、女性らしいのでデートコーデにもぴったり。
生地がは厚いですが首元が開いてしまうので、ストールやマフラーで防寒しましょう。
ホワイト系のダッフルコートなら、大人っぽくコーデすることができます。
1月におすすめのトップスは?
タートルネックニット
コートの中に着るインナーでやっぱりおすすめなのが、タートルネックのざっくりニット!
厚手のしっかりとしたニットは、首元からポカポカ温かくなるのでおすすめです。
ブラウンのニットに今季トレンドとなっているチェックのスカートがおしゃれ。
暖かさとおしゃれを兼ね備えたコーデは、抜け感も演出してくれます。
黒のタートルネックニットは、一枚持っているととても重宝しますよ。
裏起毛スウェット
裏起毛のスウェットは、カジュアルにも大人めにもコーデができます。
とても暖かいので1月の北海道にもおすすめのアイテムですよ。
タートルネックタイプのスウェットなら、首元も暖かくて安心です。
裏起毛スウェット×ダウンコートで最強防寒コーデですね。
スウェットパーカーはカジュアルすぎて苦手、という場合はフードなしのスウェットで大人コーデも。
シックなネイビーやブラックのスウェットで、シンプルにコーデするのもいいですね。
気温や天気に合わせたコーデは服装指数も参考に
これまで過去のデータや体験談を元に1月の北海道コーデを紹介してきましたが、過去のデータが参考にならないくらい暑かったり寒かったりする日もありますよね。
そんなときは、日本気象協会のtenki.jpの服装指数を参考に服装を考えるのがおすすめです。
tenki.jpでは調べたい地域の天気予報を10日先までチェックでき、天候に合わせた服装指数も表示されます。
こちらは参考までに札幌市の2019年6月の服装指数です。朝晩の冷え込みに対するアドバイスなどもあるので、出発前に確認しておくと良いですよ。

気温と服装の目安について詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

おまけ〜1月の北海道の楽しみ方〜
北海道の1月といえば、「旭山動物園冬の動物園」!!

夏休みに涼しい北海道で動物たちを見ようと考えるのは当然です。
しかし、北方圏の動物が多い旭山動物園では北海道でも30度を超える日もある旭川の気候は少し酷で若干バテ気味なのです。
北方圏の動物たちはこの1月こそが生き生きとしておすすめ。
家族や恋人とかわいい動物を見るのも悪くないですよね。
また、「オホーツク海の流氷 」もおすすめスポットの一つ!

オホーツク海の流氷は北半球の中でも最も南で見られるものの一つ。
しかもその初物を味わうのは眼福というほかはありません。北海道のきびしい冬の中に輝く宝石をぜひ味わって見てくださいね。
というのも温暖化の影響か、海明け=流氷がなくなる時期が少しずつ早くなっています。
見たいのであれば、この時期がおすすめなんですよ。
まとめ
今回は、北海道の1月の気温と服装についてご紹介しました。
ざっくりまとめると、
・1月の北海道札幌市の平均気温は最高0℃前後、最低-5.5℃前後
・上旬は雪が積もり、一面の雪景色に
・下旬は寒さが厳しくなるので、厚手のアウターが必須
・雪に対応できるダウンが最強!
・ロングタイプのコートも1月の北海道にはおすすめ
・コートの中も裏起毛やニットで防寒対策を
・1月の北海道女子は完全防備とおしゃれが上手
という感じですね。
1月の北海道は1年の中で最も気温が低い時期。
そんな時期だからこそ楽しめることもたくさんあるので、しっかりと防寒してお出かけしましょう。